あすラボ

新年のご挨拶

新年のご挨拶

新年あけまして おめでとうございます

 本年、株式会社インクルーは、おかげ様で設立2年目を迎えます。昨年5月から開所致しました就労移行支援事業所あすラボでは現在までの短期間のうちに4名の方が企業に就職されました。皆さんそれぞれの道で活躍されており、喜ばしく思います。

昨今のニュース等で、行政機関の障がい者雇用水増し問題が話題になっております。指導を受けている企業からすると、驚きであったと思います。そんな中、行政機関の障がい者用求人が徐々に公開されてきており、民間企業で働いていた障がい者が行政機関の求人に応募して退社してしまうケースも起こるのではないかと危惧しております。そのような状況となっても、企業は法定雇用率2.2%達成のために日々努力し続けていかねばなりません。障がいに対する正しい理解と働き方の改革が求められて参ります。

さて、話は変わりますが、昨年弊社では栃木県内の教育機関、就労支援機関の支援者の方々からヒアリングをさせて頂きました。大学等では、発達障がいや精神障がいのある学生を始めとして、学校生活や就職活動に困難さを抱える学生の存在がクローズアップされていました。そのうえ、発達障がいを理解した上でサポートができる支援者の不足や、潜在的な発達障がいやグレーゾーン学生の存在等、多々解決すべき問題が存在していることがわかりました。教育機関においても障がい者に対する差別解消法によって、合理的配慮の提供が義務化されております。文科省の発表しているデータでも、学生の発達障がい(グレーゾーン含む)・精神障がいの増加がみられます。大学等おいても対応に追われているのが現実ではないでしょうか。

我々は昨年に引き続き今年も、発達障がいについての正しい理解や、支援の有効性・必要性について、教育機関・就労支援・企業の方々との率直な意見交換等を行い、一人一人の個性を活かせる就労支援を行なっていく所存です、皆様のご支援を賜ります様お願い申し上げます。

 

代表取締役 相羽 義夫

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